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『THE MANZAI 2011』 優勝と『ワラテン』の関係は?

 かつて1980年代にお笑いブームを巻き起こした『THE MANZAI』を踏襲、今もっとも面白い漫才師を決める『THE MANZAI 2011』が、12月17日の夜についに終幕。出場したお笑い芸人1516組の中出頂点に輝いたのはパンクブーブーだった。

 パンクブーブーは決勝出場を狙う『本戦サーキット』でも高評価を得て1位通過しており、また各種媒体でも行われていた結果予想投票でも上位に付けていた。安定した実力、それに裏打ちされた人気と注目度により正しく下馬評通りの結果が現れたと言えるのかも知れない。2009年のM-1グランプリに続く『THE MANZAI 2011』優勝者という快挙に、優勝が決まった際は二人とも喜びと感激の気持ちを露わにしていた。

 『THE MANZAI 2011』の最大の特徴はやはり『ワラテン』こと視聴者参加型の採点方式だろう。携帯電話やスマートフォンなどで視聴者が自分の面白いと思った芸人に投票した結果が『国民ワラテン』となり採点結果に影響するのだ。視聴者の感想や言葉がダイレクトに結果に繋がるこのシステム。だが、それ故かインターネットなどでは結果に対して「○○の方が面白かった」との議論が噴出している。特にファイナルラウンドで競り合ったナイツ、千鳥、Hi-Hiの三組は、それぞれ『ワラテン』も高かったために余計に意見が出ているようだ。

 人の好みは千差万別とはいえ、こういった番組では審査員の票が大きなウェイトを占めるのは仕方のないこと。それでも、投票に参加したぶん勝てなかった残念さが表に現れやすくなるのだろうか。

 大会最高顧問のビートたけしは審査員をやると、かつてツービートでコントを披露していた際のプレッシャーや緊張感が悪夢のように思い出されてしまうため「『旬』の漫才が満喫できなくなる」として審査をする立場からは外れたと言っていた。他にも、THE MANZAI 2011の予選に出場していたキングコング西野もTwitterで「漫才を見たいので」視聴者用の参加ボタンは押していない、と語った。他にも、この番組を純粋に楽しむために見た、と各所でコメントをのこしている芸人等は多い。

 次回以降は、いっそのこと視聴者による投票で完全に多数決をとる、と言う形式にするのも面白いのかもしれない!?

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