当時は「セーラー服」と「機関銃」の組み合わせが珍しかったために話題を呼んだが、漫画やアニメ、イラストなどでは、セーラー服をはじめとする学生服と、銃や剣といった武器の組み合わせは非常に多い。
最近だとアニメ『Angel Beats!』のヒロイン・ゆりもセーラー服を着て拳銃を構えていた。他にも『学園黙示録HIGH SCHOOL OF THE DEAD』の毒島冴子も日本刀を所持している。
◆巨乳セーラー女子中学生と重戦車の異色の組み合わせ…
そういった「武装っ娘」の中でも異色なのが、野上武志さんが『チャンピオンRED』で連載中の漫画、『セーラー服と重戦車』のヒロイン・島田かのんだ。
かのんは巨乳でセーラー服を着た女子中学生ながら、学校の「戦車同好会」の会長。V号戦車“パンター”という、第二次世界大戦中にドイツ軍が使っていた戦車に搭乗し、他校の戦車(旧日本軍や旧ソ連軍の戦車など)との戦車戦に挑み、関東最強の戦車乗りを目指す−というストーリーだ。
なお分類上、パンターは重戦車ではなく中戦車ということになっている(作者も単行本あとがきでセルフツッコミを入れている。ゴロがよかったから「重戦車」にしたらしい)。
◆軍事評論家が指摘する「セーラー服、元は水兵の服」
だが、元航空自衛官で軍事評論家の潮匡人氏は、著書『常識としての軍事学』のなかで、『セーラー服と機関銃』の例を挙げ、もともとセーラー(sailor)服は水兵の軍服から来ていることを指摘している。現在も海上自衛隊で使用されているのだ。(小山内)
【参照】非モテタイムズ
http://himo2.jp/