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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(7/18中京・7/19中京)

 今週デビューの注目新馬は、7月19日(日)中京第5R芝2000m戦に出走予定のジュンヴァルカン。馬名の由来は「冠名+ローマ神話火と鍛冶の神」。牡、鹿毛、2013年2月15日生。栗東・友道康夫厩舎。父ネオユニヴァース、母ピンクリップス、母父エンドスウィープ。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は河合純二氏。2014年セレクトセール1歳市場において3780万円で落札された。近親には07年フローラS(GII)を勝ち、同年オークス(GI)で2着となったベッラレイア(父ナリタトップロード)や、13年目黒記念(GII)で3着に入るなど中距離で6勝を挙げたカフナ(父キングカメハメハ)がいる。本馬は均整の取れた非常に馬っぷりの良い好馬体の持ち主。走る父のシルエット。トモには馬体に合った筋肉量を持ち、肩から胸前にかけても迫力十分の筋肉を背負っている。繋ぎの角度も良く、クッション性がある。父同様キレというよりも長く良い脚を使うタイプ。距離はクラシックディスタンスが合うだろう。なお、鞍上には福永祐一騎手を予定している。

 もう1頭の注目馬は、7月18日(土)中京第5R芝1600m戦に出走予定のマイネルインディゴ。馬名の由来は「冠名+藍色」。牡、栗毛、2013年4月14日生。栗東・五十嵐忠男厩舎。父ディープスカイ、母シルクサファイア、母父ステートリードン。生産は新冠町・ムラカミファーム、馬主はサラブレッドクラブ・ラフィアン。愛馬会法人・ラフィアンターフマンクラブの募集馬で総額2200万円。伯母には95年阪神3歳牝馬S(GI)(現・阪神JF)を勝ったビワハイジ(父 Caerleon)がおり、近親にはその仔でGI6勝を挙げたブエナビスタ(父スペシャルウィーク)がいる。本馬はトモにしっかりとした筋肉が付いているが、バネがあり可動域は広め。繋ぎはやや短めで、胴にも長さがあるタイプではないのでマイル辺りがベストか。なお、鞍上には和田竜二騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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