この日は、シャドーやサンドバックを叩き軽く汗を流したエルナンデス。「ボクシング人生の中で一番いい仕上がり」とコンディションの万全を強調した。それもそのはず、このタイトルマッチに向け、2850メートルの高地で3週間のトレーニング。初めて120〜150Rのスパーリングをこなした。
よほど自信があるのか、まるでマシンガンのようにしゃべり続け「西岡は成人に満たない人間としかやっていない。ゴンザレスとの時も一回倒されている」「リング下ではリスペクトするが、リング上では一切リスペクトしない」など“舌好調”。
そればかりか「スピードにも自信がある」とスピードスターの異名を持つ西岡にケンカをふっかけていた。
なお、この日はホルヘ・リナレスとWBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチを行う、ファン・カルロス・サルガドも練習を公開。キレのある動きを見せていた。