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DREAM サップ気合満点の裏事情

 “野獣”ボブ・サップが19日、都内のトータルワークアウト六本木ヒルズで「DREAM.9」(26日、横浜アリーナ)の世界超人選手権スーパーハルクトーナメントに向けて公開練習。決勝で元大リーガー、ホセ・カンセコとのMLB対NFL最強決定戦をブチ上げたが、威勢の良い発言には何やら思惑が見え隠れする。

 日本でもう一旗あげる! 昨年大みそかの「Dynamite!!」で、キン肉万太郎戦にTKO勝ちして以来の総合格闘技戦に臨むサップは、今大会開幕の無差別級トーナメント1回戦でミノワマンと初対決する。この日は「ミノワマンは超人ではない。まあ彼のレッグロックやアンクルロックも、オレには効かないよ」と必勝を誓った。
 今大会の目的はミノワマンに勝つことではない。米国のプロフットボールリーグNFL出身のサップは、メジャーリーグMLB出身のカンセコとの米メジャースポーツ頂上決戦を見据える。

 「自分はNFLで彼はMLB。ぜひ決勝戦で戦いたい。オレが彼の頭をホームランのように打ち抜いてやるのさ。ガッハッハ」と息巻いている。
 米4大スポーツ対決実現に向けて、いつになく本気モード。180キロあった体重も6週間で143キロまで激減させ、全盛期の肉体を取り戻した。公開練習でもエクセサイズや鋭いパンチを披露するなどやる気満々だ。
 2006年以後は、敵前逃亡や金銭トラブルなどリング外でトラブルが続き、復帰後もみそぎマッチで無気力試合を指摘された。だが、某TBS関係者によれば「サップからしてみれば、このトーナメントは再浮上のチャンス。ファイトマネーだって釣り上げられるでしょうからね」と今回ばかりは決意が違う。
 2003年大みそか曙戦で紅白をしのぐ最高瞬間視聴率を獲得し、格闘技バブルの全盛を築いたが、その人気も今や昔。サップがハルクトーナメントを機に日本マットで再び隆盛を取り戻す。

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