「名探偵コナン」は週末2日間で52万2023人を動員、興収6億7920万6300円を記録。累計興収は早くも25億円を突破。今年で劇場版20作目の記念作品となった同作。作品が公開されるごとに興収をアップさせているが、歴代最高の興収だった昨年公開の「名探偵コナン 業火の向日葵」の44.8億円を上回る、興収50億円突破を達成しそうな勢いだ。
2位は初登場のディズニーアニメの最新作「ズートピア」。全国471スクリーンで公開され、オープニング2日間で32万9513人を動員、興収4億4580万4900円を記録。日本語吹き替え版の声優に女優の上戸彩を起用するなど話題を集めている。
ベストセラーコミックを大泉洋主演で実写映画化したパニックホラー「アイアムアヒーロー」は初登場4位。全国284スクリーンで公開され、オープニング2日間で15万9964人を動員、興収2億2568万8700円をあげた。
「海外の映画祭ではかなり高い評価を得ている『アイアムアヒーロー』だが、ゾンビ映画が苦手な人はまったく受け付けない内容。前評判が高かった割に数字が伸びなかったのはそのあたりが原因か」(映画ライター)
5位は、レオナルド・ディカプリオが念願のアカデミー賞主演男優賞を獲得した「レヴェナント 蘇えりし者」。22日から全国366スクリーンで公開され、土日2日間で13万2848人を動員、興収1億7955万3100円をあげた。
6位は1996年「週刊少年ジャンプ」での連載開始から20周年を記念して製作された人気アニメ「劇場版 遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」。8位はわずか全国81スクリーンの公開ながら、クリエイターユニット「HoneyWorks」による恋愛青春群像劇アニメ「ずっと前から好きでした。 告白実行委員会」。
29日はマーベルコミックのヒーローが集結した「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」、それぞれ人気コミックを映画化した「テラフォーマーズ」、「ちはやふる-下の句-」、マシュー・マコノヒーと渡辺謙が共演した「追憶の森」などが公開。来週のランキングは激戦になりそうだ。