公演がはじまる前から、AKB48劇場があるドン・キホーテや「AKB48 CAFE & SHOP AKIHABARA」の周辺にはファン、報道陣、野次馬などが詰めかけた。この状況に警察のパトカーも配置され、「ドン・キホーテに、お集まりのみなさま。通行の妨げになるので、すみやかにお進み下さい」と拡声器で呼びかけた。
公演は午後6時から始まり、劇場やカフェ周辺にはすでに多くの人だかりが。公演がクライマックスを迎え、カフェの外に設置されたスクリーンに前田の最後のあいさつが映し出されると、広場に集まったファンから大拍手が起こった。前田が言葉をつまらせるたびに、「あっちゃん、愛してる!」「敦子、がんばれ!」「あっちゃん、ありがとう!」などの声援が飛び交い、前田が、誰よりも長く、そして深いおじぎを終えると、“あっちゃん”の大コールが沸き起こった。
また、終演30分後にドン・キホーテ秋葉原店の2階バルコニーに衣装を着たまま拡声器を持って登場。会場風辺に詰めかけていたファンに最後のサプライズ。「ありがとうございました」と頭を下げた。