昨暮れにオープン入りした後は(9)(5)(7)(7)着とクラスの壁に阻まれたものの、その間、着実にレベルアップ。福島民報杯の快勝を皮切りに、新潟大賞典3着、巴賞1着(同着)と重賞に手が届くところまできた。
前走の函館記念は直線抜け出したところを、トーセンキャプテンにインを強襲されてハナ差2着。いわば、足元をすくわれた格好だ。その上、ハンデ差(トーセンの56kgに対して57kg)もあった。まともなら、勝者はフィールドベアーの方だったに違いない。
その後、状態はさらに上向き。最終追いは渋った馬場で時計こそかかったが、豪快な動きで好調をアピール。初の札幌も不安はなく、勝って秋のGI戦線に殴り込む。
相手は実績上位のマツリダゴッホと2冠で善戦のマイネルチャールズ。