この報道を受け、2人はそれが事実であることを認めた。中野は「ファンの皆さまにご報告が遅くなり、申し訳ありません。正式な日取りは決まっていませんが、これからはすべてのことを二人三脚で頑張っていきたいと思います」とのコメントを発表した。
2人は11年4月頃、共通の知人を介して知り合い、交際をスタート。同年秋には、結婚報道が飛び出したこともあった。すでに、都内の新居で同居しており、6月に結婚、挙式する方向で準備を進めているという。
佐々木は国立島根大学を卒業後、06年3月に芸能界入りし、グラドルとして活躍。11年3月を最後に芸能活動は途絶え、東京・代官山に「ネイルサロンリエ」をオープン。昨年7月には維新政治塾に入塾し、12月の衆議院選挙に東京21区から、本名の佐々木理江の名で出馬。その際には、芸能人時代に年齢詐称していたことをカミングアウトした。
選挙結果はトップの長島昭久氏(民主党)の8万2831票に、ダブルスコア以上(3万6734票)の大差をつけられて惨敗。比例での復活もならなかった。
落選後はかつての所属事務所(アヴィラ)に戻り、タレントに復帰したものの、これといった活動はしていない。一方で、日本維新の会には現在も籍を置いているが、今夏の参院選には出馬しないとみられている。
タレントに戻ったといっても、30歳という年齢ではグラドルとしては、賞味期限切れの感は否めない。グラドル以外の仕事でも、年齢詐称や落選候補者のイメージは良くなく、現状どこも使いづらいのは確か。
結婚相手の中野はA1級のトップレーサーで、4度のGI制覇を果たしており、11年の獲得賞金は約5500万円。昨年は不調で、獲得賞金ランキングのベスト100から外れてはいるが、高額所得者であることに変わりはない。
タレント活動のメドが立たない佐々木にとっては、中野の元に永久就職するのは賢明な選択といえそうだ。
(坂本太郎)