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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(3/17中山・3/17阪神)

 先週の中山デビューの注目馬・ニシノヘリオスは、好スタートを切るとスッと好位3番手の位置を取り。道中フワフワした走りになり鞍上の手がしばしば動く。3、4コーナー中間から先頭2頭の外へ進路を取り、直線入り口で並びかける。追い出されるとしっかりと反応し力強く伸びて1着。フワフワしながらの競馬でありながら余裕のある走りを見せた。集中してレースが出来るようになればさらにパフォーマンスを上げるだろう。阪神デビューの注目馬・ロードジェネラルは、抽選の結果、残念ながら非当選除外となった。なお、3月17日(日)の中山4Rダート1800m戦に出走予定。

 新馬戦は残すところ今週のみ。2010年産世代最後の新馬戦東の注目馬は、3月17日(日)中山第4Rダート1800m戦に出走予定のコナピーベリー。馬名の由来は「ハワイ産のコーヒーの高級品種名」。牡、鹿毛、2010年5月15日生。美浦・国枝栄厩舎。父キングカメハメハ、母スカーレットベル、母父エリシオ。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はG1レーシング。クラブ法人・G1サラブレッドクラブの募集馬で総額4000万円。半兄にはデビュー2連勝を飾り、2010年の全日本2歳優駿(JpnI)で4着になったガムラン(父シンボリクリスエス)がおり、近親にはダートGI9勝の最多GI勝利記録を持つヴァーミリアン(父エルコンドルパサー)や、東海S(GII)などダート重賞4勝を挙げたサカラート(父アフリート)がいる。遅生まれということもあり、ま だ幼い部分が多く身が入ってくるにはもう少し時間がかかりそうだが、追い切りでは坂路を51秒7で駆け上がっており力はある。頸は太めで胴がやや詰まっているので距離はマイル前後が良さそう。繋ぎが立っておりダート向き。父がシンボリクリスエスからキングカメハメハに変わったことにより、兄よりスピードタイプになるだろう。なお、鞍上には松岡正海騎手を予定している。

 阪神デビューの注目馬は、3月17日(日)阪神3Rダート1800m戦に出走予定のレッドセイリング。馬名の由来は「冠名+出航、航海。大海へと旅立つように願って」。牝、鹿毛、2010年3月1日生。栗東・藤原英昭厩舎。父ゼンノロブロイ、母チャールストンハーバー、母父Grindstone。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は東京ホースレーシング。クラブ法人・東京サラブレッドクラブの募集馬で総額2800万円。半兄には昨年無敗でNHKマイルカップ(GI)を制し、3歳にして毎日王冠まで制したカレンブラックヒル(父ダイワメジャー)がいる。父がダイワメジャーからゼンノロブロイに変わり、Mr.Prospectorのクロスが生まれパワーが強調された。牝馬ではあるが馬っぷりが良く、肩には良質な筋肉が付 いている。飛節は兄と似ておりキレというよりもスピードの持続力で勝負するタイプ。芝でもダートでもやれそうだが、どちらかというとダートの方がベターか。距離は繋ぎや胴の長さから中距離くらいが合いそうだ。なお、鞍上は武豊騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜日掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」も担当している。

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