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データインパクト SS系種牡馬編(1)

 今回のテーマはサンデーサイレンス系種牡馬。彼らの産駒たちは昨年、JRAで行われた3479レースの実に3分の1以上を占める986勝を挙げている。現代の日本の競馬は、たった1頭の種牡馬の子や孫たちによって支配されている異様な状況にあるのだ。裏を返せば馬券を買う上では外せない存在。そんなSS系種牡馬を3週にわたり、徹底分析していきたい(集計対象は過去1年)。

 ◆得意コースはどこ? SS系種牡馬産駒の複勝回収率が高いコースは、京都のダート。JRAの胴元分(25%)を考慮すると、回収率75%が標準レベルだが、そんな中で回収率97%は立派。札幌ダートも90%超えを果たしており、この2コースは別格である。
 そのほかでは、札幌芝、東京芝、中京ダートと、得意コースはことごとく現在開催していない競馬場だらけ。しいてあげれば、中山と阪神の芝コースが、平均の75%を少し上回っている。

 ◆阪神ダートは不得手 阪神ダートは複勝率62%。もし複勝を1万円ずつ買い続けていたら、789万円が489万円。なんとマイナス300万円という大惨状である。例外といえるのはマンハッタンカフェ(101%)、ゴールドアリュール(88%)、スペシャルウィーク(88%)ぐらい。この3頭にしても収支はトントンかマイナスなのだから、もうけたいなら手出しするべきではない。

 ◆中山ダートは種牡馬の選別が必要 中山ダートも複勝を買い続けていたら、マイナス275万円だが、事情が少し違う。ネオユニヴァースと、スペシャウィークがそれぞれ複勝回収率117%、107%を誇示しており、ゴールドアリュールも97%と好調だ。ただ、この3頭を集計から外すと、回収率は53%まで低下。そのほかのSS系産駒は基本的には“消し”としたい。

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