この日、本田は4月28日に自身が設立したブランド「KSK」のネームの入ったネクタイを着用して登場していた。「KSK」と言えば、タレントのDAIGOが、女優・北川景子との結婚披露宴で、同名のウエディングソングを披露し話題となったが、そのことについて、「知っています、完全にもっていかれたなと(思った)」と語った。さらに、報道陣から披露宴がブランド設立翌日だという話を聞くと「そうしたら、権利は僕にあるんですかね? お会いしたことはないですが、そういう風にお伝え下さい」と冗談めかし、笑いを誘った。
また、日本代表でのチームメイトである長友佑都選手と女優・平愛梨の交際については「賢いですよね。佑都が狙ってたのかなっていう形で皆さんが使ってる」と流行語となりつつある「アモーレ」発言について言及した。なお、本田自身は流行ると意地でも使いたくない性格とのことで、「僕は使わないですけどね。(交際の)応援はしたいです」と話した。
「デジタルガレージ ファーストペンギンアワード」は、科学技術・芸術・スポーツの分野で世界的な活躍を見せる著名人に贈られる賞で、本田は現役サッカー選手として活躍する一方、昨年はオーストリア3部のSVホルンの経営に参入し、クラブを2部に昇格させるなど経営者としても見事な手腕を発揮している点や、国内外でのサッカー通じて、教育者としての活動が評価され、初受賞者に選ばれた。授賞式では、トロフィーと副賞の賞金5000万円、九谷焼作家の四代目徳田八十吉から水差が授与された。(斎藤雅道)