斎藤さんは、2011年に乃木坂46に1期生として加入。「ちーちゃん」の愛称で人気となり、芸能活動と勉学を両立していたが、昨年7月にグループを卒業していた。
各紙によると、昨年10月1日にテレビ朝日への入社が内定し、今春に明治大学を卒業予定。乃木坂46出身のアナウンサーは、昨年4月に日本テレビに入社した市來玲奈アナウンサーに続いて2人目となる。
「羽鳥慎一モーニングショー」は、2015年9月の番組スタート時から宇賀なつみアナウンサーがアシスタントを務めてきたが、今月末で同番組を卒業。そのため、斎藤さんが研修なしの異例の人事で大抜擢され、後任に決まったというのだ。
「これまでになかなか例のない新人アナの異例の大抜てき。幹部は将来のエース候補として育成することを決めた上での抜てきとなった。外部からすると、在籍しているほかの女子アナたちのモチベーションが低下するのではとも思えるかもしれないが、平日の毎朝早朝にスタジオ入りするのはかなりの激務。宇賀アナもそんな生活に疲れてしまったので、ならば、いきなりそういう環境に放り込んで慣れさせるのが得策」(テレ朝関係者)
斎藤さんの先輩にあたる市來アナは、入社1年目にもかかわらず、現在、「news zero」のカルチャー・お天気担当、そして、「行列のできる法律相談所」のMCとして大活躍中だ。
「ある程度実績がある元アイドルはカメラ慣れしているので、普通の女子大生を女子アナとして育成するより手がかからない。今後、ますますアイドルを経て女子アナを目指すパターンが増えそうだが、そうなると、民放キー局の狭き門をくぐるのが元アイドルばかりになりそうだ」(芸能記者)
現在、人気グループ内では伸び悩んでいるメンバーでも、一念発起すれば女子アナになるチャンスがありそうだ。