今作の「座長」を務める内田は、チームをまとめると共に、「今回の舞台で女優としての内田理央を見せることができたらなと思い、すごく気合いを入れて皆といっしょに取り組んできました」と出来栄えに自信をのぞかせた。また、劇中で、黒田が作詞・作曲した歌を内田が歌う場面については、「すごく緊張します」
いっぽう、今回注目の黒田。「すごく難しい、大きなものを抱えた」女子大学生を演じ、「思いを伝えることの大切さを、見てくださった方に伝えることができたらと思って演じています」と語った。黒田は「歌うことが大好き」で、公開舞台けいこでも美声を披露していたが、スタッフの協力のもと、自身で作詞・作曲した曲を舞台で歌うことができ、「夢がかなったなと思っています」とうれしそう。
「月下のオーケストラ」のテーマの一つを、内田は「思いを伝えることの大切さ」と紹介し、「皆さんにも友人や家族や大切な方はたくさんいると思います。この舞台を見て、大切な方を思って、家に帰ってありがとうの気持ちを伝えていただけたらと思います」。公演は、東京・豊島区の劇場「池袋シアターグリーン」にて、同日から17日まで。(竹内みちまろ)