アイドルグループ・AKB48メンバーとして約4年半活動し、移籍したSDN48を先月末のコンサートで卒業した大堀。現在は、ソロでバラエティ番組を中心に活躍。同日発売の「見たかったたかったのはこれかしら?」を手に持ち、「AKB48、SDN48の6年分の集大成なので、卒業した今の時期に出せて良かったなと思っています」とうれしそう。内容については、「あたし、セクシーじゃないもの」とは言いつつ、「かわいいアイドルちゃんたちにはできないことも、大人の魅力もつまっています。その辺は、負けない」と自信満々。
今作のロケはバリ島で行われたというが、「(気持ちが)解放されてしまって、DVDの方も今までとは違う私がつまっているので、素の私が見れるのではないでしょうか」とにっこり。「素の私」とは、「だらしないし、いちおう、ちゃんとお洋服は着てますけど、気持ちは裸のままなので、ずっと」という。また、イチオシの場面は、「花柄のワンピースを着て階段で寝そべっている」シーン。DVDには「おもしろかったり、ハレンチだったりとかもある」というが、階段の場面だけは、「どこかのかわいいアイドルみたい」とか。しかし、会見では、大堀が「家(うち)、厳しんですよね」「まじめな家庭なんです」「このDVDだって、こっそり出しているんですから」と話し始め、「父親に、ほんとに怒られるんですよ」と訴える場面も。
また、先月末のSDN48卒業コンサートについて、「39人のこれからの未来がかかっているコンサート」だったため、成功させることができ、「ほっとしました」と心境を明かした。今後については、秋元康プロデューサーが一年後にSDNメンバーによる“同窓会”ライブの開催を打ち出したが、「秋元先生が目標をつくってくださるということで、目標があるとないではぜんぜん違うので、この一年、みんながそれへ向けて、一人、一人が頑張って行けると思います」と語った。大堀自身も、この日のイベントが新しい活動の第一歩となったというが、「いいスタートが切れました」と笑顔を見せた。(竹内みちまろ)