明菜は10年10月に体調不良を理由に無期限活動休止を発表。予定されていたディナーショーをキャンセルし、後に帯状疱疹であることが明らかになった。その後、週刊誌や女性誌で何度か復帰話が報じられたが、いまだに活動を休止したままだった。
同誌によると、明菜の所属レコード会社が年明けか、遅くても来春までに新曲を加えたベスト盤発売による復帰計画を進行中。明菜は一時期、千葉県内の病院で集中治療を受けていたというが、すっかり体調も回復。今年の夏ごろには、テレビの通販でボートをこぐような動きで腹筋を鍛えられるトレーニングマシンなどを購入。自宅でのボイストレーニングを重ね、新曲の構想を練っているというのだ。
「もともと素晴らしい声の持ち主だったのに、89年に近藤真彦との交際のもつれによる自殺未遂騒動を起こして以来、精神的に不安定になり、酒に逃げるように。ウォッカを水のようにストレートでがぶ飲みしたり、何にでも大量にタバスコをかけて食べたりしていたので、自身の大切な“商売道具”であるノドがすっかりやられてしまった。果たして、どこまで全盛期の声に近づけるか」(レコード会社関係者)
明菜といえば、かつては飲み屋で夜な夜な杯を重ねていた盟友・小泉今日子がNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」に出演し大ブレーク。劇中歌「潮騒のメモリー」がヒットし早くもおおみそかの紅白歌合戦出場が当確と言われているだけに「小泉のブレークも明菜の背中を後押しているはず。明菜ファンは新曲発売を渇望しているので、音楽不況と言われる中、出せば明菜の新曲は確実にヒットする」(芸能記者)というだけに、1日も早い復帰が望まれる。