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田村和宏がダイスケを破り、GWCシングル王座がガッツワールドからSTYLE-Eに流出! 初開催の「三国列伝」は大盛況!

 ガッツワールド、STYLE-E、SECRET BASE(以下、SB)3団体による初の合同興行「三国列伝」が、4月10日、東京・北千住シアター1010ミニシアターで開催された。

 今や団体間の交流が盛んなプロレス界であるが、3団体による合同興行は異例。それぞれの団体に主義主張があり、ビジネス的にまとめ上げるのはむずかしいことだ。この大会の実現には、リング外での紳士協定がしっかり結ばれたことが背景にある。

 しかし、リング上は別。団体対抗戦と銘打たれている以上、各団体負けるわけにはいかない。メーンイベントに組まれたのは、王者=ダイスケ(ガッツワールド)vs田村和宏=挑戦者(STYLE-E)のGWC認定シングル選手権。ガッツワールドのエース、ダイスケにとって、絶対に敗北は許されなかった。両者の過去のシングルでの対戦成績は、田村の1戦1勝。「Truth#26」4・5蕨での前哨戦では、タッグマッチでダイスケがフォールを奪ったが、シングルで2連敗を喫するわけにはいかない。

 試合は一進一退の攻防の末、田村が渾身の腕固め(アンドレ)で締め上げると、危険を察知したレフェリーが試合をストップ。ギブアップしなかったダイスケであるが、無念の黒星。かくして、ガッツワールドの至宝はSTYLE-Eに流出した。

 試合後、新王者・田村には小川内潤(SB)、マスクド・ミステリー(ガッツワールド)、ガッツ石島(ガッツワールド=悪魔同盟)が次々に挑戦に名乗り。次期挑戦者の選定に関しては、今後、3団体で協議される見込み。

 初の試みとなった「三国列伝」は、団体同士の意地の張り合いで全試合熱戦続きとなった。観客の盛り上がりも良く、大盛況といえた。乱発は良くないだろうが、早くも第2回大会開催への期待感が高まった。
(最強プロレスサイトBATTLENET/ミカエル・コバタ)

☆試合結果 『三国列伝 其ノ壱〜北千住の陣〜』4月10日(日) 東京・北千住シアター1010ミニシアター 観衆102人(満員)

(6)GWC認定シングル選手権 60分1本勝負
<挑戦者>○田村和宏=STYLE-E(23分28秒、レフェリーストップ)ダイスケ●=ガッツワールド<王者>
※アンドレ
※王者・ダイスケは3度目の防衛に失敗。田村が第3代王者

(5)3WAYタッグマッチ 45分1本勝負
○ベアー福田&沖本摩幸=SB(9分28秒、片エビ固め)梁和平&山本SAN●=ガッツワールド
※ラリアット
※もう1組は、竹田誠志&柴田正人=STYLE-E

(4)シングルマッチ ハードコアマッチ 30分1本勝負
○gosaku=ガッツワールド(11分54秒、体固め)清水基嗣●=SB
※有刺鉄線バット上へのクロスアーム式ペディグリー

(3)6人タッグマッチ 30分1本勝負
○ガッツ石島&CHANGO&アミーゴ鈴木=悪魔同盟(17分53秒、エビ固め)小川内潤&スパーク青木&フェリスト●=SB
※デーモンボム

(2)タッグマッチ 20分1本勝負
ヤマダマンポンド&○大柳錦也=SB(6分16秒、グラウンドコブラ)マスクド・ミステリー&レオナルド高津●=ガッツワールド

(1)シングルマッチ 15分1本勝負
○吉野達彦=ガッツワールド(10分51秒、アスリートジャーマン)那須晃太郎●=STYLE-E

☆各団体今後の日程
・ガッツワールド「Truth#27」 5月17日(火)埼玉・蕨市イサミレッスル武闘館(19時15分)
・STYLE-E 4月16日(土)東京・西調布格闘技アリーナ(19時)
・SECRET BASE 4月25日(月)東京・新木場1st RING(19時)

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