棚橋が妊娠か!?
フェロモンボディーは見るも無残な姿になってしまった。左ヒザ前十字靱帯(じんたい)と半月板断裂のため、約2カ月間、リングから遠ざかっている。
この日は都内の同道場で復帰に向けて約1時間のトレーニングに励んだが、引き上げてくるや吐息交じりに「く、苦しい」「ヤバイっす」などと連呼する。
昨年のG1クライマックス覇者として連覇がかかったG1でのカムバックを目指しているが、まだ練習再開から日が浅いとあって苦悩するのは当然。だが、どうやら事情は違うようで「あまり見せたくないんですけど、コレ妊娠ですよ」と人目を気にしながら、まるで妊婦のようなドテッ腹をチラリと披露した。
欠場中は「ヒザが使えなくていろんな運動、ルーティーンワークができなかった」ことから、自慢のくびれたウエストは85cmから95cmにまで膨張。フェロモンボディーは「こんな体じゃ到底リングになんか上がれない」とあえいでいる。
ボディーラインはレスラーとしての生命線。もはや見た目だけの問題ではない。棚橋によれば「やっぱりここがカッチカチじゃないと、ハイフライフローにも関係してきますからね。男にとって硬さは重要ですよ」とのこと。
闘いや技のキレに影響してくるだけに、この戦闘不能状態にはさすがに危機感を感じているようだ。
G1復帰まで50日をきったにもかかわらず、よもやの事態に苦悩するフェロモンボディーは「もうこうなったら夏の海でトレーニングして男性ホルモンを活性化させるしかない」と打開策を練りながら“妊娠腹”をさすっていた。