新垣の連ドラ主演は、歌手で俳優の星野源との共演でヒットした2016年10月期のTBS系「逃げるは恥だが役に立つ(以下・逃げ恥)」以来、2年ぶり。30代となってから、初めての連ドラ主演となる。
報道をまとめると、同ドラマは仕事終わりのバーで偶然出会った、IT系企業に勤める女性(新垣)と、女にモテるエリート会計士(松田)が、本音をぶつけ合って傷つきながらも自分らしさを取り戻す様子を描く、大人のリアルなラブコメディー。脚本は「逃げ恥」「アンナチュラル」などで知られる、野木亜紀子氏が手がける。
野木氏と新垣のタッグは、TBS系「空飛ぶ広報室」(2013年)、日本テレビ系「掟上今日子の備忘録」(2015年)を含め4作目。また、新垣と松田は、映画「恋するマドリ」(07年)で共演して以来、11年ぶりタッグとなる。
「逃げ恥」は全話平均視聴率14・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録。さらに、星野の主題歌「恋」の振り付けである“恋ダンス”は社会現象となった。
おかげで新垣の株は高騰した。しかし、今回の新ドラマは不安要素がたっぷりだというのだ。
「放送される水曜午後10時枠は、現在、石原さとみ主演の『高嶺の花』が放送されているが、初回以外は視聴率が10%割れ。一度、枠から離れた視聴者を呼び戻すのはなかなか至難の業だと言われている。今やすっかりヒットメーカーとなった野木氏だが、新垣とのタッグでどうしても『逃げ恥』と比べられてしまう。初回からの早い段階でかなりのインパクトを残さないと高視聴率は難しいだろう」(テレビ局関係者)
とはいえ、ヒットメーカー野木氏×話題性の高いキャストの本作。今から楽しみにしている視聴者も多く、SNSにも期待の声が多く寄せられている。この新ドラマで高視聴率が獲得できれば、視聴率三冠王死守を狙う日テレにとっての“救世主”となりそうだ。