昨年放送されたNHK連続ドラマ小説「花子とアン」で、主人公の花子(吉高由里子)の幼なじみ・朝市役を演じブレイクした窪田。その後、「Nのために」(TBS)、「アルジャーノンに花束を」(TBS)などに出演。
また、映画では、昨年は的場浩司とのW主演となった「ナニワ銭道」など3作に出演。今年に入ってからは、「映画 ST 赤と白の捜査ファイル」を始め、8月公開予定の「ロマンス」を含め、すでに4作に出るほどの売れっ子ぶり。
7月期は「デスノート」(日本テレビ)で初の連ドラ主演を務め、その初回は16.9%(関東地区)の好視聴率を弾き出しており、このランキングトップも合点がいくところ。
決して、そんなにイケメンというタイプではないが、女性から圧倒的な支持を集めており、なにより演技力が評価されている。
2位には福士蒼汰がランクインした。福士は「2014年上半期ブレイク俳優」「2014年ブレイク俳優」ランキングで、いずれもトップに立っており、すでにブレイク済みだが、それでも多くの票が集まった。福士の強みは男性からの支持も高い点。7月期は「恋仲」(フジテレビ)で、ブレイク後では初の連ドラ主演を務める。主役で視聴率が獲れるかどうか、福士にとっては試金石になりそうだ。
3位には、女性を中心に人気を上げてきたセクシー俳優・斎藤工が入った。主役を張った4月期の連ドラ「医師たちの恋愛事情」(フジテレビ)の視聴率はイマイチだったが、今後も女性から熱い支持を受けそうだ。
4位には同ランキングの常連でもある綾野剛が入り、5位には山崎賢人がランクイン。山崎は壁ドンの火付け役で、現在は朝ドラ「まれ」(NHK総合)で、主人公の希(土屋太鳳)と結婚した輪島塗職人の圭太役を熱演中。7月期には「デスノート」にも出演している。
以下、6位=染谷将太、7位=西島秀俊、8位=東出昌大、9位タイ=堺雅人、9位タイ=鈴木亮平の順となった。「花子とアン」で花子の夫・英治役でブレイクした鈴木は、4月期の連ドラ「天皇の料理番」(TBS)で、主人公の篤蔵(佐藤健)の兄・周太郎役を好演し、評価を高めた。
ランキングに顔を出した面々が、下半期、どういった活躍をするか楽しみである。
※同ランキングは6月23日〜29日にかけ、全国の10〜50代の男女オリコンモニター1000名を対象に、インターネットを通じて調査された。
(坂本太郎)
*写真、綾野剛