「同番組はもともと金曜夜7時に放送されていました。しかし、裏番組に『坂上どうぶつ王国』(フジテレビ系)が来てから、ペットファンを奪い合う形になってしまっていました。そこへ来て、木曜夜にオンエアされていた太川陽介と蛭子能収による『旅バラ』が不調であることから、こちらに引っ越してきたのですが……」(芸能ライター)
SNS上から少なからず反発の声が挙がったのは、この日初めて立ち上がった企画「待てコンベア」。お座りして待っている状態の犬の目の前に、思わず興味を示す様々な「誘惑」が、ベルトコンベアに乗って次々とやってくる。それをいかに我慢し、待ち続けていられるかというもの。クリアしたら飼い主に1万円が贈呈されるというのだが……。
「最初に挑戦した犬の目の前に“出現”したのはドッグフード。このペットフードは10秒間止まった後、再び動き出し、流れていったのですが、犬はいきなり動いたことに驚いて逃げ出してしまったのです。他にも、普段犬が食べたことの無い様な超高級な肉や、小型のダンシングロボットといった“誘惑”が登場。しかし、犬たちはことごとく、その誘惑に負けていってしまいました」(同)
約20匹が挑戦した結果、最後までクリアできたのはわずか1匹。飼い主は賞金がもらえるが、犬にとってみれば苦痛でしかない企画にSNSは紛糾。
「急に動いたり、出てきたりにびっくりしてるなぁ。判定厳しいねぇ」「コンベア動くしロボット踊るしそら怖いわな。危機回避能力は本能だから」「急にベルトコンベアが動くのも 良くないと思う」「わんちゃんにストレス与えてる企画にしか思えないのですが?」「いまテレビでやってる犬の番組アホちゃうん? 口角上がってストレス感じてるし、ロボットが現れるだけで怖がるのわかりきってるやん」「わざと怖がらせるのは良くないと思う。これは良くない」などと、反発の声が挙がっていたのだ。
日ごろから訓練し、そういった競技会に参加するのはともかく、何も知らない犬たちに犠牲を強いるのは、あまり気持ちの良いものではないだろう。