これまでも、麻世カイヤ双方のW不倫などが報じられてきたが、夫婦関係は続けてきた2人がなぜ、唐突に泥沼の離婚劇を繰り広げることになったのかに世間の注目は集まっている。夫妻はこれまでも、カイヤの鬼嫁キャラなどでたびたびバラエティ番組に出演していたため、ネタ切れを見越しての「売名行為」ではないかといった報道も一部にはある。
だが、夫婦はすでに10年以上別居状態にあり、子どもが成人を迎えたこともあって離婚を決意したようだ。そもそも二人はどのように出会ったのだろうか。
麻世は、もともとジャニーズ事務所に所属するイケメンアイドルだった。事務所の意向としては歌手よりも俳優として育てたい思いもあったようだ。そのため、ニューヨークにミュージカル留学に向かうなどエリート教育も受けた。しかし、1989年にジャニーズ事務所を退所。このころにディスコでのパーティーで知り合ったのがカイヤだった。カイヤはもともとファッションモデルとして世界各地を股に掛けた活躍をしていた。来日時に六本木で麻世と出会い交際に発展する。この時、カイヤは日本語は話せなかっただろうから、かなり運命的な出会いといえるだろう。
2人は1990年に結婚するが、93年には早くも麻世と女優の斉藤由貴の不倫が発覚する。麻世の謝罪と釈明会見には、カイヤも同席し話題となった。このころから奇妙な愛情で結ばれている夫婦といったイメージが定着していったといえるだろう。その後も麻世の浮気報道は相次ぐが、離婚には至らなかった。
もともと火種はあっただけに、今回の騒動の本気度は高いといえるかもしれない。