大慌てでスタッフの悪ノリを制止しようとしているのはDJ KOO。
これは16日に放送された『ノンストップ!』(フジテレビ系)でのひとコマ。1978年、ディスコブームを巻き起こした『サタデー・ナイト・フィーバー』の舞台化のPRに登場したのだ。
「アンミカとともに、ディスコ時代の思い出を語っていたDJ KOOでしたが、途中で取材ディレクターから『お笑いみたいなこともやってた』と聞かれると、逃げ場がないと思ったのか意を決して、『笑っていいとも!』の前の『笑ってる場合ですよ!』の番組の勝ち抜きコンテストに出たことを告白。どちらかと言えば、その場の勢いで出場したような口ぶりでした」(芸能ライター)
当時はかなりモテていたというDJ KOO。好きな女性の口車に乗せられて、ノリで出たのかもしれない。
だが、さらにディレクターが「(その時披露した)ネタが『もし駅員がDJだったら』というものだった」と暴露されると、DJ KOOは大慌て、冒頭のようなリアクションになったというわけである。と言うことで、ここでは1981年の『笑ってる場合ですよ!』の1コーナー「君こそスターだ!」で彼が披露した伝説DJ漫談を再録してみよう。
「どうも。みなさんこんにちは、1日目挑戦、高瀬浩一です」と言って出て来たのは、ベージュのスーツと大きなエリのワイシャツ、そして黒髪のDJ KOO。しかも、サングラスはしておらず、細長の優しそう目をしている。そんな彼が「僕、ここ来る間に電車で来たんですけど、朝のラッシュは大変ですよね」と切り出すと、普段の車掌のアナウンスは活気がないと主張。そこで、「ディスコのDJ」をやったらいいと提案し、自ら実演。「さあ本日はたくさんのお客様、誠にありがとうございます。さあこうなったら朝からお祭り騒ぎ。お父さんもお母さんもお姉さんもお兄さんもどんどん乗っちゃおう!おっと、2番線から素敵なリクエストどうもありがとう」と、意外にもスタジオの笑いを取っていた。
実際、この結果がどうなかったは定かではないが、いずれにしても今までこの黒歴史を語ってこなかっただけに、封印を解いたということなのだろうか?