NMB48の次世代エースについて問われ、「次世代って難しい…。どこからが次世代?」と一瞬困った表情を見せた山田。「みる(白間美瑠)とかふうこ(矢倉楓子)はわたしの卒業前から頑張ってどんどん上がってきていた。二人でダブルセンターしていたし…。あと、りり(須藤凜々花)かな。瞬発力すごいし、頭もいいし。あとはしゅう(薮下柊)となぎさ(渋谷凪咲)も強いと思います」としみじみ。
「しゅうちゃんを個人的に妹みたいに思っていて、向こうも懐いてくれて、一緒にごはん食べに行ったりする仲なんです。応援したいですね。なぎちゃんは笑顔が素敵。あの笑顔には勝てないなぁ。すごく癒してくれる」と話すと、「でも選べないからあえてはるちゃん」と最後は木下を指名。どよめくファンを前に「わたしお母さん目線になっている? 結局NMBのメンバーはみんな大好きなの」と改めてNMB48愛を口にした。
山田自身も今年は4月にNMB48を卒業してソロ活動を本格化させた最初の年。多忙な一年を振り返りつつ、今年一年を漢字で表現。「『卒』もあるし『楽』もある」とコメントすると、「NMB48を卒業して、お芝居とか新しいことにたくさん挑戦できた。正直、卒業してからはずっと不安で、あれしなきゃこれしなきゃって、最初はなかなか楽しめなかったけど、『スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE〜さよなら絶望学園〜』という大きな舞台を年末にやらせてもらって、満員のお客さんが入ってくれて、お芝居って楽しいなって最後の最後で改めて実感できました。卒業して、ほかにも楽しいことをたくさん知ることができたということで、わたしの今年の漢字は『知』」と決定。
来年の目標についても「春になったら、もう24歳。お誕生日も迎えるけど、来年は英会話を習いたい」と宣言。今月発足したばかりのファンクラブについても「NMB48を卒業して、とたんに握手会とかなくなって、さびしいなって。何かファンと交流できるようなイベントをしたかった」と発足の理由を明かすと、「今後は料理イベントや生誕祭を企画したい」と話していた。
(取材・文:名鹿祥史)