稲垣はジャニーズ事務所との契約が満了する9月8日をもって、同じ元SMAPメンバーの香取慎吾、草なぎ剛とともにジャニーズを退所することを6月に発表。同事務所のジャニー喜多川社長は3人の独立を後押しするコメントを発表していたが、3人の中でメディアに対し、退所後について語ったのは稲垣が初めてとなった。
稲垣は19日放送の「ほんとにあった怖い話」に出演。その番宣で同局の軽部真一アナウンサーのインタビューを受けた。
退所まで1カ月を切っているが、そのことについて質問が飛ぶと、「見ている方とか、世の中的にはすごい変化だと思うので、『何も変わらないよ』って澄ました顔をして言ってはいけない」と、現実にしっかり向き合っていることを主張。「今ある現実は現実なので、それを受け止めながら、前向きに」と落ち着いてコメントした。
退所後の仕事については、「仕事欲は尽きることはない」と意気込み。「役者の仕事は大好きでずっとやっていることですし、内面が出る仕事。自分をずっと磨きながら、いい俳優になっていければと思っている」と、俳優業にまい進する決意を抱いていることを明かした。
「現在放送中のテレビのレギュラー番組のほか、香取は2020年に東京で開催されるパラリンピックに協力することが決定。草なぎは10月から新たなCMが決定。稲垣はまだ具体的な仕事が発表されていないが、来年1月クールの連ドラあたりから独立後の俳優業を始動するのでは」(テレビ関係者)
いずれにせよ、ジャニー社長の“お墨付き”をもらっているだけに、ジャニーズの圧力で干されることはなさそうだ。