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新潟2歳S(JpnIII、新潟芝1600メートル、6日) 今年の新潟で大暴れ 安田厩舎が送り出す不気味な刺客

 今週は夏競馬のオーラス「第29回新潟2歳S」(JpnIII、芝1600メートル、6日)が行われる。昨年はここで弾みをつけたセイウンワンダーが朝日杯FSで2歳の頂点を極めた。そして今年、自慢の切れ味を武器に、西の新鋭シンメイフジが出世街道に乗ろうとしている。今朝(2日)の追い切りでも上々の動きを見せ、態勢は万全。安田調教師も相性のいい新潟で重賞制覇に意欲満々だ。

 今年の安田厩舎は越後の地で大暴れだ。1〜3回新潟開催の戦績は<5234>。実に勝率.357、複勝率.714の“高打率”を誇る。しかも、2週前にはトランセンドがレパードSを制すなど中身も濃い。
 「今年は新潟での成績が本当にいいからね。関東のファンには怒られそうだけど、このコースはホント、自信を持って挑めるよ」と安田調教師。その十八番の舞台で今夏の“トリ”を務めるのがシンメイフジだ。

 新馬、そしてダリア賞がともにインパクトのある内容。デビュー戦では4角で外へ振られる大きなロスを克服してのV。前走も内の窮屈なところに押し込められながら、猛烈に追い上げて2着に突っ込んだ。
 「前走は勝ち馬がロスのない競馬をしたのに対してウチのは出遅れて後方から。仮に同じ位置からヨーイドンだったらもっと際どかった」とトレーナーは振り返る。
 馬体は中肉中背の450キロ台。それほど見栄えのするタイプではないが、しっかり食べて、しっかりケイコができる。それがこの馬の強さの源だ。
 「ソエも熱発もまったくなく、本当に丈夫だよ。性格もおとなしくて素直。何より終いがしっかりしているので今回もいい勝負を期待している」
 昨年のセイウンワンダー級の末脚で初タイトル奪取へ。出世レースのここを勝てば来春の桜も見えてくる。

 【最終追いVTR】坂路で古馬1000万と併せられ、800メートル55秒6→40秒8→12秒4をマークした。道中は伸び伸びとしたフットワーク。ゴール前で軽く仕掛けられると重心を沈ませて加速し、クビ差先着した。牝馬にしては落ち着きもあって雰囲気は文句なしだ。

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