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UMAレスラー「ゴム人間」、デビュー2戦目の勝敗の行方は!? 3・14 IWA JAPAN 新宿FACE大会(後編)

【第四試合】
IWA世界ジュニアヘビー級選手権試合
○末吉利啓 vs. ●小部卓真
 IWA世界ジュニアヘビー級のタイトルを賭けた一戦。
 序盤から常に正統派のプロレスを続ける両者。めまぐるしい展開の末に末吉がフォール勝ちを収め王座奪取に成功した。

【セミファイナル】
 試合前に、オカルト研究家の山口敏太郎氏からビッグフット、雪男、デスワームに続く第四のUMAレスラー、ゴム人間の紹介が行われた。
 「デビュー戦では惜しくも敗れましたが、ゴムは鍛えれば鍛えるほど強くなります。最近は耐震にゴムを使うんです。今のこの激震のプロレス会、強いのは耐震構造のゴム人間ではないのでしょうか」
○志賀健太郎 vs. ●ゴム人間
 両者の手をゴムロープで縛り付けて行われるこの勝負。
 ゴムで縛られて戦う悪条件に戸惑う志賀だが、ゴム人間を関節技で捕らえる。しかしその時ゴム人間の腕が伸び始める。その後もセコンドの乱入や、身体が自由に伸びるゴム人間の特異な体質に苦戦する志賀だったが、最後はフォール勝ちを納めた。

【メインイベント】
Dynamaite!! ルール
○ヴァンダレイ・芝 vs. ●松田慶三
 メインに“超竜”こと高岩竜一の総合格闘技モードキャラ「ヴァンダレイ・芝」が総合ルールで登場。5分3ラウンドの総合格闘技ルールで行われる予定のはずの試合だが、先に入場した松田の手にはグローブがない。一方オープンフィンガーグローブをつけて入場してきた芝。レフェリーがグローブをつけるように指示したが、差し出したのは大きなボクシンググローブだった。
 松田は納得がいかない様子で試合中も文句を言い続けながら、芝の攻撃に耐えて1Rが終了。2Rは松田がレフェリーを無視してグローブを外して試合をした。そしてしきりにプロレスルールを要求する。客席からもプロレスルールを要求する声が。
 3Rは芝も呆れてグローブをはずした。そして3Rからはプロレスルールで試合スタート。すると芝はパワーと勢いで松田を圧倒して最後はデスバレーボムで芝が松田を破った。試合後「IWAは何がしたいのかわかんねぇ」と不満げな芝。その芝に松田は「今度は初めからプロレスでやりましょう。俺のベルトをかけて」と再戦を要求した。芝は無言で会場を後にした。

(塩田賢 山口敏太郎事務所)

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

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