昨秋には赤富士特別をダ2100m2分9秒9の優秀な時計で快勝すると、続く北総Sもぶっこ抜き、一度はオープンまで駆け上がった実力馬。終いに鋭い脚を使えるのが持ち味で追えば追うほど伸びてきます。
最近は難のあったスタートも普通に出てくれるようになりましたし、極端に流れに左右されることもなくなりました。とはいえ、やはり理想は平均以上のペース。引っ張ってくれる相手がいるここは絶好の展開が望めそうです。
スタミナ豊富でベストは2100mですが、1800mあれば忙しいこともありません。実際に、現級勝ちしている前出の北総Sも同じ距離ですからね。今年初戦には平安Sに挑戦して0秒2差5着。しかも、当時は少し太く、万全といえる状態ではありませんでした。それでいて、この着差ですから近い将来、タイトルに手が届いても不思議ない実力を秘めていることは確かです。
久々の関越Sは7着はご愛敬。今回は1度使われて馬体にも筋肉が戻ってきましたし、ケイコの動きもはるかに良くなっています。57.5kgのハンデを克服して、さらなる高みを目指します。