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衝撃の告白… ダルビッシュのボスが“不倫?”で監督辞任

 ダルビッシュ有投手が所属するレンジャーズのロン・ワシントン監督(62)が9月5日(日本時間6日)に辞任したが、理由については、「野球以外の個人的な問題」として、明らかにしなかった。

 ワシントン前監督は今年2月に来季までの契約を延長しているだけに、不可解な辞任に様々な憶測が飛び交っていた。

 その渦中のワシントン前監督が18日(同19日)、テキサス州ダラスで記者会見を行い、辞任の理由について、「42年連れ添った妻の信頼を裏切った。人生で最も恥ずべきことをしたため」と説明。さらに、今日私がここにいるのは自分の過ちを認め、妻や、私が失望させてしまった人々に謝罪するためです」と話した。

 会見は報道陣からの質問を受け付けず、声明文を一方的に読み上げる形で行われたため、具体的なことは分からぬままだが、ワシントン前監督が不貞を働いて、家庭に亀裂が入ったため、野球どころではなくなってしまったと考えるのが自然。

 ワシントン前監督は「夫婦で乗り越え、将来的には、もう一度野球界に戻りたい」と現場復帰へ意欲をみせた。

 正直、政治家でも芸能人でないプロ野球の前監督が、こんなプライベートなことを話す必要があるのかと思わるだが、会見はゲリー夫人が見守っており、こうでもしないと関係修復に向かえなかったのだろう。

 日本プロ野球界では、12年6月、巨人・原辰徳監督が、88年頃(当時選手で既婚者)、兵庫県のホテル従業員の女性と交際していたと、週刊誌が報道したことがあった。また、13年7月には、阪神・和田豊監督が05年から約2年間、ものまねタレントと不倫関係にあったと、別の週刊誌が報じた。

 いずれも、プライベートな事由で過去の話とあって、球団からペナルティーが科されることはなく、いずれも監督として続投している。

 日本と米国では、不倫についての考え方にも違いがあるのだろうが、自ら不貞を世間にさらさなければならなくなったワシントン前監督の心中や、いかばかりのものか…。

 球団史上最多の644勝を挙げ、10年、11年とチームをワールドシリーズに導いた名将も、不倫? 告白で、大きなイメージダウンとなってしまったのは否めない。
(落合一郎)

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