東京都出身の鈴木アナは早稲田大学在学時に、1年間、米国に留学した経験があり、TOEICは990点(満点)で英語が堪能。武道をたしなみ、剣道は二段の腕前。趣味はビールを飲みながらの野球観戦で、好きなチームは巨人とマリナーズだという。フジ系列のヤクルトと答えないあたりが、なんとも初々しい。
将来の夢は「オリンピックで中継をしたり、日本や海外の選手にインタビューをして、視聴者の方に感動、熱狂を伝えること」とのことで、典型的なスポーツ担当志向。順調に育って、4年後の東京五輪中継で、得意の英語を駆使して活躍してほしいものだ。
鈴木アナはフジに入社後、研修期間を経て、7月22日放送の『ダウンダウンなう』で同期生とともにデビュー。その後、まだ本格的には活動していないが、CS・フジテレビチャンネルの『プロ野球ニュース2016』で水曜のMCを担当。野球は鈴木アナ自身が好きなジャンルとあって、慣れないながらも生き生きした姿を見せている。
女子アナウォッチャーのA氏は「フジの女子アナらしいといえばそれまでですが、どこかカトパン(加藤綾子)っぽい風貌で、童顔でキュート。出演番組がCSとあって、まだ局地的な人気ですが、早々に番組を見ている男性野球ファンのハートをわしづかみにしています。近年、どこの在京キー局も、ミスコン出身者やタレント経験者の“即戦力”を積極的に採用する傾向にありますが、鈴木アナは実力一本で内定にこぎ着けた頑張り屋。得意の語学力を生かした仕事ができれば、その存在感も高まるはずで、期待度MAXです!」と語る。
今後、地上波での担当も持つようになるだろうが、フジにはぜひ鈴木アナの特性を生かした番組に起用してほしいものだ。
(坂本太郎)