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常盤貴子、役作りで裁判所通い 俳優たちの知られざる努力

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常盤貴子

 常盤貴子が女弁護士を演じる『グッド・ワイフ』(TBS系)が話題だ。彼女が日曜夜9時からの「TBS日曜劇場」で主演として登場するのは、2000年放送の『Beautiful Life 〜ふたりでいた日々〜』(木村拓哉とW主演)以来、19年ぶりとなる。
 さらに、常磐は約6年にわたって裁判傍聴を行っていることも話題となっている。『週刊ポスト』(小学館)および同誌のウェブサイト「NEWS ポストセブン」が報じたもので、別の作品で弁護士役を演じるにあたって裁判傍聴に足を運んだところ、さまざまな人間模様が繰り広げられており、新しい視点の獲得に役立っているようだ。こうした特定の職業を演じるために役作りにのめり込む人間は多い。

 「松山ケンイチは、映画『聖の青春』において、29歳で亡くなった天才棋士の村山聖を演じるにあたり、将棋を覚えアマチュア初段を獲得しています。さらに太っていた村山の容姿に似せるため20キロの増量も行っています。同作に出演した東出昌大のほか、将棋映画『3月のライオン』で主人公の桐山零を演じた神木隆之介も将棋のアマ初段を獲得していますね」(芸能ライター)

 さらに、女優においても役作りにストイックな人物はいる。

 「宮崎あおいは、TBS系で放送された特別ドラマ『あにいもうと』において大型トラックの運転手を演じるにあたり、大型免許を取得しました。作品では13トン積載が可能な大型トラックを運転したそうです。肉体改造系では、女優の坂本スミ子が映画『楢山節考』で老婆を演じるために前歯を削っています。彼女は当時40代でしたが、当然ながら、元には戻せません。最近でも、酒井若菜が深夜ドラマ『火の粉』(東海テレビ)でブスな女性を演じるにあたり、前歯を抜いて銀歯を入れていますね」(前出・同)

 役者は演技をきわめるために、日々たゆまぬ努力をしているのだろう。

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