VTRが終了すると、水を飲む和久田アナの姿が映り出された。和久田アナはすぐ事態に気づき、ペットボトルを横に置いてニュースを読みあげた。これを受け、ネット上では「NHKなのに商品映しちゃっていいのかよ」といったツッコミがある一方で、「さすがに、これは許してあげたいレベル」「むしろ、とっさの対応力を評価したい」といった肯定的な声が大きく聞こえる。
生放送はあらゆるハプニングが起こる場といえる。過去のニュース放送ではどういったものがあったのだろうか。
「現在は弁護士となった元フジテレビアナウンサーの菊間千乃は、1998年に『めざましテレビ』(フジテレビ系)で、避難器具の体験レポートにいどみました。器具はゆっくりと降下するはずが、そのまま15メートル下に落下します。マットがあったものの、菊間アナは反応を示さずそのまま中継は終了。実際は腰の骨を折る重傷を負いました」(芸能ライター)
さらに、今回ハプニングが起こったNHKの地方局でも、過去には放送事故級の場面が登場した。
「2015年12月にNHK山形放送局の夕方の情報番組で、お天気キャスターを務めていた女性が突如、泣き始めたのです。社内いじめなどがあったのでは、といった噂が取りざたされましたが、実際は原稿と映像がずれてしまい、どうしていいのかわからずパニックで泣き出してしまったそうです。ただ、ブログに応援メッセージが書き込まれたことで気を持ち直したそうです」(前出・同)
今回のケースも応援の声が多いだけに、和久田アナにはめげないでもらいたいものだ。