初回、1日の放送で雛形は、イケメン俳優・佐野岳と音を立てた濃厚キスシーンを演じ、それが終わると佐野の前にひざまずいてズボンのベルトを外すという過激なシーンにも挑戦。放送後には大きな反響が寄せられ話題となった。
雛形というと、1992年にドラマ『おべんきょう』(TBS系)で女優デビューを飾った。当時は本名である「雛形明子」名義であった。劇団東俳に所属していたところ、当時のイエローキャブ社長・野田義治氏に見いだされ、突如自宅へ押しかけスカウトされた。持ち前のダイナマイトボディを生かした「雛ポーズ」はグラビア界を席巻し、やがてトップの座に君臨した。
1994年にはフジテレビビジュアルクイーンに選出され、96年には第33回ゴールデン・アロー賞グラフ賞受賞。この頃からグラビアから女優業にシフトするようになり、キャスターにも挑戦。幅広い分野で活躍した。
また、1995年より『めちゃ×2モテたいッ!』(フジテレビ系)にレギュラー出演し、後継番組である『めちゃ×2イケてるッ!』と合わせ、計22年間レギュラー出演。同番組は、雛形の代名詞的な存在といっても過言ではないだろう。
私生活では1998年5月、CMディレクター山本一磨氏と結婚。00年5月に長女を出産し、22歳の若さで1児の母となった。だが、01年11月に年下マネージャーとの不倫疑惑を『FRIDAY』(講談社)に報じられたのだ。
記事によると、深夜の仕事帰りに雛形を乗せたワンボックスカーは自宅マンション付近の公園の脇に一時停止したという。すると、運転手を兼務するマネージャーは、カーテンで仕切られた後部座席にいる雛形のもとへと車内を移動し、30分ほど運転席には戻らなかったようだ。内部での様子は不明だったが、車は微妙に振動していたという。どうやら雛形は、夫と娘が待つ自宅を目の前にして、車内で情事にふけっていたとされている。
同誌は、常々帯同するイケメンマネージャーと雛形の仲が親密過ぎるという噂をキャッチしたようだ。数日、尾行を重ねた結果、雛形を乗せた車は公園や工事現場など人気の少ない場所で一定時間、停車していたという。しかもその都度、運転席のマネージャーがカーテンで仕切られた後部座席に姿を消していたそうだ。
この報道を受け「2000%ありえない」と野田氏が完全否定したものの、路上不倫報道の余波からか、マネージャーは退社に至ったようだ。また雛形は、「考えの違い」という理由から2003年11月に離婚した。
「結婚当時は、『家庭を大事にする』と話し、忙しくても家族のために食事を必ず用意するという家庭的な一面をのぞかせていたようだ。“主婦アイドル”として新たな分野で注目を集め、公私ともに良好と思われていた矢先の“カーセックス不倫”報道。年上夫なだけに、これまでオトコに関しては寛大だったというが、長女の親権は雛形ではなく、山本氏が得る形で離婚。慰謝料や養育費も請求されず“おとがめナシ”で解決したが、世間からは『娘まで捨てた淫乱女』というレッテルを貼られてしまったようだ」(芸能ライター)
2010年7月に俳優・天野浩成との熱愛が報じられた雛形は、13年3月に再婚し、天野は雛形の戸籍に入った。いわゆる婿養子の形を取っている。最近では、夫婦でのメディア露出が増え、天野は雛形に対して異常な嫉妬心を抱くとぶっちゃけ、GPS機能を使って愛する妻を常時監視していることを激白し、周囲を驚愕させた。
雛形にとって、束縛の厳しい天野こそ“運命の人”なのだろう。仲睦まじい様子は実にほほ笑ましいが、“路上不倫疑惑”の二の前を踏むことだけは絶対に避けた方がいいだろう。