接触後、15分ほど走り続ける高田に男性はクラクションを鳴らし、パッシングをしながら追跡。首都高から降りたところで高田は停車して応対したようだが、高田は車の接触を否定。男性が状況を説明すると「今20万持ってます」「それである意味ナッシング」と示談交渉を持ちかけたという高田。事務所は「当て逃げ」の事実を否定し、警視庁も「当て逃げの事実はない」とした。
高田というと、劇団やサラリーマンを経て32歳でTVデビューを果たした遅咲き。その後は俳優、タレントとして活躍。1988年に出演した中外製薬『グロンサン』(現在はライオンから発売)のCMが話題になり、CMのキャッチコピー「5時から男」で新語・流行語大賞の「流行語部門・大衆賞」を受賞。 “5時から男”の代名詞的な存在となった。
1990年代には『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』(日本テレビ系)で「純次ダンス」を披露し人気を博した。現在は、所属事務所の社長として経営者としての顔も持つ。
“テキトー男”として親しまれている高田だが、プレイボーイとしても知られている。2008年8月のとあるインタビューで、妻から浮気を“プロファイリング”されたことはないのか、と問われた高田は、夜中の2、3時に帰宅する際には言い訳を考えるという。だが、高田の妻はそういうときに限って問いたださないという。そして、忘れた頃に「そういえばこの前はなんで夜、遅かったの?」と不意打ちされ、高田も焦りを隠せずあたふたすると告白している。
「高田の女性への対応は、“テキトー”どころか実に誠実のようだ。プレイボーイで有名な高田だが、どうすれば女性は喜んでくれるのかなど、相手を常に思いやっているようだ。もちろん、女性に限らず周囲に対しての気遣いもジェントルマンだという。高田の女性遊びは、いやらしさがなく楽しませているという解釈の方が的確でしょう」(芸能関係者)
しかしながら、2017年7月放送の『上沼・高田のクギズケ!』(日本テレビ系)で、芸能リポーターの井上公造氏が、前出誌が保有する“不倫リスト”に高田の名前があったことを名指しで激白している。
当時、番組ではフリーアナウンサー・小倉智昭の不倫騒動を取り上げていたのだが、井上氏はこのリストには小倉以外にも、もうひとり70歳オーバーの男性芸能人がいることを示唆した。
司会の高田が、その人物が大物かと尋ねると、井上氏は「大物か小物かはよく分からない」とコメントし、その人物を「名前が高田純次っていう」と暴露したのだ。
予想だにしなかった井上氏の激白に、高田本人は硬直したようにも見えたが「小物だぁ!」と発言してスタジオの笑いを誘った。だがその後は、マークされているという警告に慎重になったのか、不倫をスッパ抜かれることはなかった。
「高田の徹底ぶりが勝ったのかは不明であるが、これまでのお姉ちゃん遊びの延長のような相手ではなく、親密な女性の影があるという噂は聞いたことがある。井上氏のナイスアシストのおかげでこの件以来、襟を正したのか、ひとまず高田は難を逃れ、以降はリストから消えたという」(芸能ライター)
素の高田は、“テキトー男”とは正反対な生真面目のようだ。だが、示談を持ちかけ事故を封印しようとした高田にも非はある。一流の話術で“ミスター無責任”と称される高田だけに、とっさに“芸”が出てしまったのか。何とも無責任な発言をしてしまい、痛い目を見たようだ。