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友近に心配された河本準一、舞台に立てば“心配無用”

 お笑い芸人の友近が演じる新キャラクター「水谷千重子」が率いる「水谷千重子・演歌ひとすじ40周年記念リサイタルツアー」の公演が東京・渋谷区文化総合センターで29日に行われた。公演に先立ち、出演者の「水谷千重子」こと友近、中村繁之、山田まりや、木村明浩(バッファロー吾郎)、大島美幸(森三中)が記者会見を開き、意気込みを語った。

 今月19日の大阪公演から始まった同公演の全国ツアー。来月10日の愛媛公演まで行われ、この日は東京公演。40周年を迎える演歌歌手という「水谷千重子」のリサイタルや、芝居『ゲノゲの女房』ら盛りだくさんの内容で、友近は、「みなさん温かくて」「『チエちゃん、かわいいっ!』って言ってくれます」とこれまでの会場の反応を紹介。大島は「座長(=水谷)のお人柄で、すばらしいスペシャルゲストの方、伍代夏子さん、冠二郎さん、五木ひろしさんまで出て頂いて。いろんな方とお会いできて、初めてお会いする方がほとんど。今日も、ブラザー・コーンさんだと思うと、すごいと思いました。さすが千重子さんの人脈、お人柄」と、座長に感服している様子。すかさず、友近が大島を指さし、「かわいいでしょ! ぶさいくキャラということでやってんだけどさ、お尻とかも出しちゃってさ。すごい、素直な女の子らしい子なの。だから、結婚できてんの」と大島をベタボメ。しまいには、「ごめんね、私、空き家(=独身の意)で」とすねてみせる場面も。山田も「千重子座長のすべてが私にとって勉強になります。ほんとうに今回、出演させていただき、芸能界でまた一つ夢がかないました」とコメント。

 また、前日となる28日の東京公演には、母親が生活保護を受給していた件で先日、会見を開いたお笑いコンビ「次長課長」の河本準一が出演。舞台にあがった河本の様子は、友近いわく、「最初、やっぱり、なにか元気ないのかなと思ったのだけど、お芝居が始まるとやっぱりプロよね。ぴしっときめてくれました」。友近は舞台に出続けていたため、楽屋などで河本と話をする機会はなかったというが、「でも、やっぱり、お笑いの方は、スイッチが入ると違うのね。それは感じました」という。ほか、河本の様子について、「いろいろお騒がせしたわけですからおだやかではないと思いますけど、今、(友近が)言われたとおり、ほんとうにプロですから、元気よくやっていただいたし、僕は彼の気持ちがすごくわかったので、こっちも返さなくちゃという気持ちでやっていました」(中村)、「会見があって、大変だなと。反省するところは反省しているなと。でも、それを踏まえて、けいこのときはみんなに迷惑をかけないようにやっていた」(木村)などとコメント。

 友近が「今回、盛大にやらさせていただいております。お歌もありまして、お芝居もあります」「盛りだくさんの内容になっていますので、みなさんぜひ、まだ来れてない方は、ぜひ、お越しください」とメッセージを送った。(中村道彦)

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