ご覧のとおり、小さい足跡が点々と橋の奥まで続いている。この足跡の正体はいったい何なのだろうか? 日本に潜んでいる雪男か? それとも小さいおじさんなのだろうか?
山口敏太郎事務所はこの足跡を、約160年前、イギリスはデボン州で確認された「足跡事件」に関係しているのではないかとひそかに睨んでいる。
皆様は『悪魔の足跡』(デビルズ・フットプリント)をご存じだろうか?
『悪魔の足跡』とはその名の通り悪魔の足のような形をした跡が多数残された事件である。
1855年デボン州に記録的な大雪が降った。翌朝、住民が道を歩いていると馬のヒヅメらしき跡が点々と続いているのを発見したという。その跡は、4センチ程度の大きさで約22センチの程度の歩幅間隔で残されていたという。
ここまでなら、小動物が歩いた跡という仮説がたつだろうが、この悪魔の足跡が「悪魔」と呼ばれる所以となったのは、竹馬のように二つの足が並んだ跡がついていた、またピョンピョンと飛んだ形跡があった、また障害物をすり抜けて足跡が続いていたことなどが挙げられる。
障害物をすり抜けられる動物なぞ、この世には存在しないため当時のイギリスは「悪魔」の登場と考え身震いするほどの恐怖を覚えたという。(なお「悪魔の足跡事件」とほぼ同時期、イギリスではバネの足を持つ怪人「バネ足ジャック」という都市伝説も生まれている。悪魔の足跡の正体はバネ足ジャックであるという説もある)
さて、今回岡山県で撮られた足跡は形状からして「悪魔の足跡」によく似ている。しかもSさん曰く足跡の大きさは5〜6cmぐらいとほぼ一致している。また、悪魔の足跡はつい最近、2009年に本場イギリスで再度目撃されている。
悪魔の足跡はイギリスだけには飽き足らず、ついには地球を一周し、日本にも足を延ばしていたのだろうか…?
(山口敏太郎事務所)