前走のみやこSでは、快速馬トランセンドの前に屈しましたがしっかりと2着確保。レースは中団で折り合っていましたが砂を被って嫌がり、位置取りがいつもより後ろになってしまったようですね。手応えはよかったですけど内で包まれていたため、少し仕掛けどころも遅くなりました。それでも直線は外へ持ち出すと、鋭い伸びを披露。こちらの方が勝ち馬より1キロ重かったし、一線級とのダート戦でのキャリアの差も考えれば上々の内容でしょう。自身の時計も詰められ、確実に一戦毎に力をつけていますね。阪神1800メートルの実績があり、コースも全く問題ありません。トランセンドが引っ張る展開になればある程度流れるのは必至で、時計勝負も臨むところ。
器用な馬で、馬込みでも上手に立ち回れるし、終いの切れ味は抜群。デキもいいので、王道の戦いをしてくれそうです。兄のように力で捻じ伏せる走りを、この本番で見せてくれるかも。主役不在のここは、GIを勝てる可能性は高そう。持ち前の鬼脚で激しい追い比べを制し、新ダート王に君臨します。
(2)キングスエンブレム
(3)トランセンド
(14)グロリアスノア
(10)ヴァーミリアン
(12)アドマイヤスバル
(1)シルクメビウス
(7)アリゼオ
馬単 (2)(3) (2)(14) (2)(10)
3連単 (2)-(3)(14)(10)(12)(1)(7)-(3)(14)(10)(12)(1)(7)
キングスエンブレム 1頭軸マルチ
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。