生放送の終了間際、本来は木曜レギュラーの笑福亭鶴瓶が突如ゲストとして登場し、「いいともが終わるってホンマ?」とタモリに質問。火曜レギュラーのSMAP・中居正広らが驚きの声を上げる中、タモリは「来年3月いっぱいで、いいともは終わります」とサプライズで発表。スタジオ内が騒然とする中、タモリは「いいともで初めて芸能人として格好がついた。本当に感謝してもしきれません」としみじみ語ったが、ここ2、3年はいつ終了してもおかしくない状態だったようだ。
「以前は昼の番組しては驚異的な2ケタの視聴率を連日記録していたが、このところは特に他局の番組に押され、昨年の平均視聴率は6.5%で、今年は今月21日までで6.3%に低迷。タモリのモチベーションも著しく低下していたため、何度もタモリが同局に対し番組終了を申し入れていたようだ。同局としても、全体的に視聴率が低迷しているため、大胆なテコ入れの手始めとしてついに終了を決断したようだ」(フジ関係者)
22日は7947回目の放送で「単独司会者による生放送番組放送回数」のギネス世界記録を更新中。しかし、このままダラダラと更新し続けるだけでは放送を続けるメリットはなかったのが現状だったようだが、一部スポーツ紙によると、後番組の司会にはSMAPの中居正広、ダウンタウンの浜田雅功らの名前が挙がっているという。
「中居の名前は以前から浮上していたし、『いいとも』の終了発表という歴史的瞬間に立ち合ったため、さらにタモリの後釜の可能性が高くなった。とはいえ、裏番組でも特にひたすら食やレジャーの情報を流し続ける大胆な手法で視聴率を稼ぐ『ヒルナンデス!』、他局がやらない午後1時過ぎまで話題のトピックスを報じて視聴率を上げてきた『ひるおび!』は強力なライバル。いくら中居を起用しても同時間帯の視聴率トップ奪回は容易ではない」(芸能記者)
後番組は内容にひと工夫もふた工夫も必要とされているようだ。