今やその独特の風貌や性格でファンや所属タレントから「ジャニーさん」の愛称で親しまれているのがジャニー喜多川社長。一代で芸能界に「ジャニーズ帝国」を築いたが、今年の10月で87歳を迎えてしまうのだ。
「以前から健康状態は危惧されていますが、すでに足が悪く、自分一人で歩行できない状態。それでも、ジャニーズの舞台などには今も訪れています。相変わらず、カメラを向けられるのは苦手のようですね」(ワイドショー関係者)
そのジャニー氏が並々ならぬこだわりを見せているのが2020年の東京五輪。所属タレントたちが開会式でパフォーマンスを披露することを「夢」として掲げてはいるのだが…。
「たしかに、パファーマンスは見事だが、所属タレントたちの身長が全体的に小さすぎて、大会場でお披露目すると貧相に見えてしまうだろう。その点、EXILEらの所属事務所・LDHの所属タレントたちの方がパフォーマンスはダイナミックで、世界的な舞台でのパフォーマンスには適している」(芸能記者)
そして、五輪中継で各局のキャスターを“独占”しようとしたのもすっかり裏目に出てしまったようだ。
「キャスターの“予行演習”として各局の情報番組やニュース番組に所属タレントを送り込んだまでは良かった。ただ、ほぼ毎日、誰かが出ているので、反動は大きかった。今回の山口のような件が起きると、連日誰かがコメントしなければいけなくなってしまった」(同前)
かつてはデビューさせたグループがことごとくヒットするなど、神がかった手腕を発揮していたジャニー氏だが、ここに来て歯車が狂い始めてしまったようだ。