「会場に登場した山口さんの服装は黒いスーツに黒いネクタイで申し訳なさを表現するのにぴったりでした。いつもは顔に濃いめのドーランを塗っているのですが、謝罪会見ではドーランも薄めで、眉毛も薄く見える。ほぼ素顔に近かったと思います。今回、山口さんの会見に付いたかどうかは分かりませんが、謝罪会見に相応しいメイクや服装を提案する専門のメイクさんもいる。普段、タレントに付いているメイクさんはそのタレントの個性を出すことが重要ですが、謝罪会見の場では“個性を殺す”ことこそが重要なポイントですからね」(業界関係者)
確かに、他の芸能人などの例を見ても、“謝罪会見用のメイクと服装”が度々話題になっている。
例えば元夫の逮捕で会見を開いた高島礼子のいでたちは、評価が高かった。黒のワンピースにヒールのないパンプス、ノーアクセサリーと華美な物を一切排除している。さらにはノーメイクで登場し、その表情を見て多くの人が「かわいそう」という声を上げた。
また、「このハゲ〜」で話題になった豊田真由子元議員も印象深い。黒いスーツはもちろんのこと、いつもよりカーブを緩くした眉毛や薄めのアイメイクなど、全体的に薄めのメイクで反省の色を伺わせていた。
逆に悪い印象を与えてしまったといわれるのは、STAP細胞で話題になった小保方晴子氏だ。紺のワンピースにパールのネックレスを付け、メイクはピンクのチークにグロスも入れて、視聴者の目には、反省の場であることを理解していないように見えた。また、注目が集まったベッキーの会見も、華やかなスカートにウエディングシューズの定番ブランドのパンプスを合わせて、評判が良くなかった。会見を開いたことによってさらに世間から叩かれたことは、この印象の影響もあったかもしれない。
人の印象は会ってから3〜5秒で決まるとはよく聞く話。当事者ではないが、2日14時から開かれるという、TOKIO4人の会見の装いにも注目が集まっている。