山口がお酒に逃げるようになったのは20代の頃という。今でこそ、情報番組でメインパーソナリティーを張るほど人気だが、当時、長瀬智也は映画やドラマで引っ張りだこ、国分太一も司会としての地位を確立しつつあった。さらに、城島茂と松岡昌宏はメリー喜多川氏のお気に入りであったため、山口は自分だけ置いて行かれたような孤独感を味わっていたとの噂。
実はTOKIOに限らず、グループ内での格差に悩むグループも少なくはない。
例えば、同じジャニーズでは嵐がそうだといわれている。個々に活動の場を広げている嵐であるが、松本潤や二宮和也は特に演技力に定評があるし、櫻井翔と相葉雅紀はMCとして活躍の場を広げている。となると、大野智がいまひとつ後れを取っているのだという。
「嵐で一番の高収入の松本さんと低収入の大野さんでは、年収に2000万円もの差があるそうです。個人でのCMオファーも多い松本さんに比べ、大野さん一人だとやはり弱い。ただ、嵐は本当に仲が良く互いにライバル心を持っていない所が救いです」(芸能関係者)
他にも、Kis-My-Ft2のグループ内格差も顕著である。
「これまであまり目立たなかったキスマイの派生ユニット『舞祭組』のドラマが決まったときも、主題歌は、人気のある北山宏光&藤ヶ谷太輔&玉森裕太の3人が担当する悲しい結果に。中居正広さんは舞祭組をかわいがっていますが、グループ内で亀裂が生まれないようバランスをとる必要がありそうです」(前出・関係者)
また、総選挙や選抜メンバーなどで“格差”を売りにしているAKBグループ&坂道シリーズの中でも、乃木坂46内の格差は異常だという。
「モデルや女優として需要のある白石麻衣さんや西野七瀬さん以外のメンバーは1週間仕事がないこともあるほど。逆に忙しい二人にスケジュールを合わせることが多いので、不満や嫉妬を抱くメンバーもいるようです」(前出・関係者)
グループに所属している以上、格差が生まれることは仕方がない。しかし、そんな時こそマネージャーや事務所のケアが重要になってくるだろう。