黒いスーツに身を包みに現れたTOKIOメンバーは登場早々頭を下げ、被害者とその家族に対し謝罪した。
会見では、まずリーダーの城島茂が改めて謝罪。また、4月30日にTOKIOの5人が集まり、その場で山口から「TOKIOをやめます」と“辞表”を受け取ったことを明かした。城島は山口の決断についてすぐに受け止めることはできず、処遇については先送りしたと説明。今回の事件について「TOKIO全員に責任がある」と反省した。
続けてマイクを握った松岡昌宏は、山口が謝罪会見で漏らした「自分の席がまだそこにあるなら帰りたい」との発言について、「彼の甘ったれたあの意見はどこから生まれたものなんだろう、と正直思いました」と批判。「おそらくあの時、彼は自分が崖っぷちではなく、自分が崖の下に落ちていることに気付いていなかったと思います」「もし『TOKIOに戻ってきたい』という、その甘えの根源が僕らTOKIOだったとしたら、そんなTOKIOは一日でも早くなくしたほうがいいと思います」と涙をにじませながら、TOKIO解散の可能性も完全には否定しなかった。
また、長瀬智也は報道後に事件を知ったと明かし、「正直ショックという気持ちが強かったです」と本音を漏らした。山口の会見も見たといい、「お酒のせいにしてしまったり、ここ(TOKIO)に戻ってきたいという発言も彼の甘さがにじみ出ていたような気がします。大人として、一人の男として決して許されることではありません」と断罪。改めて被害者に気持ちを寄せ、「被害者を責めたり特定するような人が出ないことを心から願っています」とファンに呼びかけた。
国分太一は「正直、ここ数日複雑です」と慌ただしい日々を振り返った。『ビビット』(TBS系)で山口の謝罪会見を毎日観るといい、山口の「自分の帰る場所があるのであれば戻りたい」という発言に対し、「手を差し伸べてしまいそうになることもあります」と葛藤する気持ちを明かしていた。
山口の会見での態度について厳しく批判したTOKIOメンバー。今後の山口の処遇も含め、TOKIOの今後に注目が集まる。