−−まず、国民的美少女コンテストを受けたきっかけから教えて下さい。
尾碕 学校で将来の夢を書く時があって、私は「モデル・女優」としました。そしたら、参観日にお父さんがそれを見て、「いいんじゃない」って言って、数日後にお父さんがコンテストの情報を教えてくれました。それが国民的美少女コンテストでした。
西川 私は中学生の時に少し悩んでいた時がありました。そんな時にアーティストの歌を聞いて、すっごく元気になりました。そこで、人を元気にできる仕事って素晴らしいなあって思ったことがきっかけで、芸能界を目指そうと思いました。ただ、中学生だったので、「勉強もしなきゃいけないな」って思ったりして親に夢を話すことができませんでした。でも、高校3年生の時に雑誌を読んでいたら、国民的美少女コンテストの応募を見つけました、そこで思い切って親に「受けてみていいかな」って言うと、「いいんちゃう」って、「今までなんで言わなかったんだろう」ってくらい軽い返事が返ってきました。
−−西川さんはグループで最年長、お二人の年齢は6つ離れていますね。
尾碕 もともと、最年長だとは思っていませんでした(笑)。顔が老けてないんです!
西川 老けてないって…その言い方…。
尾碕 同い年とも思っていませんでしたが、少し上くらいなのかなって思ってました。
西川 私は最初に最年長って聞かされていましたので、周りの子は若いんだろうなって思っていましたが、まさか小学生(井頭愛海と尾碕は結成当時は小学生)がいるとは思っていなくて…。若い子たちは、レッスンが終わった後も本当に元気ですね。
−−年上の女性である西川さんから、年下の尾碕さんに、「こういうところは直した方がいい」と思うところは?
西川 みんなの見ているところで騒ぐのはやめた方がいいと思います! はしゃぎたい気持ちはわかるんですが、私たちは番組もやっているので、見ている人もいると思います。それに…ネット社会って怖いじゃないですか。何か書かれてしまうかもしれません。なので、人が見ているところではちゃんとしようって思います。
−−さすが、しっかりしていますね。
尾碕 本当にしっかりしています。お母さんみたいです。
−−では、逆に年下の尾碕さんから、年上の西川さんにアドバイスはありますか?
西川 これ、コワ〜(笑)。
尾碕 いやいや、本当にしっかりしているし、本当に頼れるお母さんなんで、直してほしいところなんかないかな…。でも、注意してもらえる時に、たまにですが言い方がキツイ時があるんで…。もうちょっとマイルドに言ってほしいときはあるかな。
西川 注意したいと思います。でも、本当は私、ガラスのハートなんですよ。「お母さん」「オカン」まではOKですが、「オバチャン」「オバハン」とか言われるとグサっときます(笑)。
尾碕 私は「お母さん」止まりですよ。「オバチャン」って言ったことはないですよ。
西川 確かにいっちゃん(尾碕)は言わないです。若山(あやの)&山崎(紗彩)のモデルコンビがグッサグッサ言うんですよ!
−−尾碕さんは「土佐弁ギャグ」というのを持っているということですが、どんなものですか?
尾碕 「すき焼きがすきやき」とか「ハイチューがはいっちゅー」とか土佐弁を使ったギャグです。私は高知県出身なんです。でも実は考えてくれているのは、お父さんなんですよ。ネタはもらっているものなんです。ただ、お父さんが寒いことも言うので、その時は、「それはいらない!」って断ります。
西川 いっちゃん(尾碕)のお父さんは、いっちゃんのことが大好きなので、絶対に落ち込んでるよ。
−−それでは最後に、これからの抱負をお願いします。
西川 X21としては、もっともっとみんなに知ってもらえるように、名前を広めていきたいし、その中で私は、関西出身ということで、バラエティ番組とかに呼んでもらえるように頑張りたいです。
尾碕 私は緊張もするし、番組でも、まだまだ前に出れないところがあります。なので、もっと個人の色を出していければと思います。