矢口といえば、2期メンバーとしてモーニング娘。に加入し、2001年に「ミニモニ。ジャンケンぴょん!」でミニモニ。としてユニットデビュー。同ユニットの初代リーダーをつとめた。このミニモニ。が矢口の名前を世間に広めたきっかけともなった。初代のミニモニ。には矢口以外に、辻希美、加護亜依、ミカが在籍。ちなみに、当時のメンバーの関係は決して良好でなかったことを、矢口本人がテレビで語ったこともあった。そんなミニモニ。のメンバーたちも、結成から10年以上たった今、それぞれ波乱万丈の人生を送っている。
当時、一番人気であった加護亜依は、2006年に写真週刊誌で未成年でありながら喫煙していたことが報じられ謹慎処分。さらに翌年にも、週刊誌で喫煙が報じられ、事実上、芸能活動停止処分になった。2011年には当時の交際相手とされていた会社役員が恐喝未遂で逮捕。加護は、都内のマンションで倒れているところを事務所関係者に発見された。当時の報道では、急性薬物中毒とみられる症状で意識が薄れ、手首には切り傷があったという。芸能界の頂上から驚くような波乱万丈の人生だが、その後、3か月後には結婚を発表。2012年には女児を出産している。
ミカは、2003年からミニモニ。のリーダーとなり、翌年にはロサンゼルス留学の為卒業。その後、あまり情報はないが、捕鯨反対の署名を呼び掛けているとの話もファンの間で話題になったが、真意のほどは不明だ。
辻希美は2007年に俳優の杉浦太陽とできちゃった結婚。現在は3人の子供を持つママタレとして育児関連の仕事も多い。矢口が不倫騒動でピンチを向けている今、結果的に現在、もっとも成功しているメンバーといえるだろう。
デビューシングルでミニモニ。は、平均年齢14.8歳で初登場首位。これは当時の最年少記録でもある。ただ、そんな栄光から10年以上たった今、それぞれの人生も決して幸せなことばかりではないようだ。