AAAのアレナ・ハラパ大会に出場するため、メキシコに遠征していた潮崎は14日に帰国したが微熱があったため、病院に行ったところおたふく風邪と診断を受け、27日の福島大会まで欠場することになった。
GHC王者が欠場というよもやの事態に陥ってしまったが、ヘビー級戦線は加熱するばかり。この日、小橋建太&田上明&本田多聞と組み、杉浦貴&力皇猛&モハメド ヨネ&谷口周平とタッグマッチで対戦した秋山は「シングルか、タッグかどっちかに焦点を絞らないと照点がぼける」とGHC戦線復帰に意欲を見せ「今は小橋さんと組んでるからね。でも、場合によってはまったく反対の方向にいくかもしれない」と敵対も辞さない構えを見せた。
また、タッグマッチで激しい打撃戦を繰り広げた杉浦も「潮崎、チャンピオンなのに休んでんじゃねーぞ」と猛ゲキを飛ばした。
他にも、GHCタッグ王者の佐々木健介や森嶋猛、力皇など、潮崎の首を狙う猛者はまだまだいる。潮崎のV2戦に向けて、すでに戦いの火ぶたは切って落とされた。
◎ジュニアヘビー級リーグ戦開幕
ノアでは初となる「第1回ジュニア・ヘビー級リーグ戦」が開幕した。Aブロックでは、GHCジュニア・ヘビー級王者のKENTAがリッキー・マルビンを119秒殺。鈴木鼓太郎VS中嶋勝彦は時間切れ引き分けに終わった。
一方のBブロックでは、新日本プロレスから参戦している獣神サンダー・ライガーが石森太二を下し、好発進。GHCジュニア・ヘビー級タッグ王者の金丸義信は平柳玄藩と両者リングアウトに終わった。