2日、都内で開かれた会見にはベルトを争う2人が出席。小路は「PRIDE時代に培った技、ハッスルで1年戦う中で習得した技をミックスして、より戦闘的に戦いたい」と抱負を語った。だが、アレクとは同時期にPRIDEのリングに上がっており、シアトルで一緒にトレーニングを積んだ間柄。小路は終始、友好的な姿勢だった。
逆にアレクが反発した。「試合に対する気持ちが伝わってこない」と切り捨て「ハッスルは自分たちのプロレスとは似て非なるもの。プロレスラーとして、この試合は甘くないとわからせる」と豪語。さらに、初参戦の小路をいきなり王座に挑戦させる団体の姿勢にも憤慨した。
また、会見にはリアルダークの折原昌夫、タイガー・シャーク、ブラック・シャドーも登場。後楽園大会ではウルティモ・ドラゴン&稔&グラン浜田と対戦するが、折原は「どんな手を使っても強敵3人に勝つ」と宣言。その勝利を手土産に、シャークかシャドーのどちらかをレジェンド王座に挑戦させ「今年中にこの会社のお宝を全部手に入れる」とうそぶく。レジェンド王座を巡る戦いは、アレクVS小路を起点に、混沌としていきそうだ。