料金は30分3000円。
1〜2分後、部屋に入ってきたのは、見るからに真面目そうな少女。
「こんばんは〜」
間延びする声で入ってきた少女は愛想もよくない。流れ作業のように膝枕をしてくれ、あまり記者に触れたがらないような雰囲気で、穴の外側だけをソロソロ掻いてくれた。
記者はロリコンではないが、さすがにショートパンツから伸びる太ももの感触がタマラない。“あわよくば”という考えも芽生えそうになる中、気になることから聞いてみた。
「17歳ってことは高校生だよね。大丈夫なの、こんな時間まで」
「塾って言ってあるから、親には」
少女には罪悪感のかけらもないようだ。
「○○ちゃん(少女の名前)、可愛いよね。もっとお小遣いをあげたいんだけど」
交渉を仕掛けるが、ここでは「そういうのはダメなんです」とキッパリ拒否された。
続いて向かったのは池袋駅北口。前出の事件の店もこの界隈にあり、確かに数件ほどJKビジネス店の看板が見える。
我々は手分けしてリフレ店やお散歩店に潜入。その結果、女の子12人のうち交渉が可能だと口にした子はなんと4人も…。
JKビジネスの店で本番アリはかなり浸透しているようだ。
また、非本番店であっても、《リフレコース+1分間のハグと添い寝10分(60分1万円)》や、《ラップ越しのキス(5000円)》などはかなり過激。
そして、驚いたのは女の子たちの稼ぎ。
「時給9000円は保証されているよ。でも、稼ぐ子は1時間で2〜3万いくみたい」(某JKお散歩店で働いていた16歳の少女)
女子高生たちがこぞって働くのも不思議ではない。
ただし、事情通によれば、近々にもJKビジネスの聖地は池袋ではなくなるという。
「もともと、これらの店は秋葉原が発祥。ただ、アキバが次々と摘発を受けたため、多くの店が池袋に流れたんです。最近は池袋でも摘発が続いているため、そろそろ大移動が始まる。赤羽や大宮など、埼玉県方面に引っ込む傾向が強くなるのでは」(前出・風俗記者)
場所が移動するだけではない。
「悪質な店は地下に潜る。いまのJKビジネス店はほとんどが店舗型ですが、それだと摘発を受ける可能性が高くなる。そこで、デリヘルのような出張型に切り替える。夏のかき入れ時になり、デリヘル店からJK在籍の情報が多く入っていますよ」(同)
需要がある限りJKビジネスはなくなりそうもない。