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木嶋佳苗役に寺島しのぶが決定か!?

 交際男性3人の連続不審死事件で昨年4月にさいたま地裁で死刑判決を受けた木嶋香苗被告をモデルにしたドラマの主役に女優の寺島しのぶが決定したことを、発売中の「週刊文春」(文芸春秋)が報じている。

 木嶋被告に死刑判決が下されて以降、テレビ各局や映画会社が企画をあげていることが報じられていたが、同誌によると、木嶋役の候補として、00年に公開された映画「顔」で殺人を犯し15年の逃亡劇を繰り広げた福田和子を演じ、どことなく木嶋被告にそっくりな藤山直美、鈴木京香、矢田亜希子、先日主演舞台で芸能界に復帰した酒井法子、さらには“体型重視”でお笑いコンビ・森三中の黒沢かずこらの名前が上がっていたという。

 しかし、木嶋被告は一貫して容疑を否認。死刑判決後に即時控訴し、控訴審が控えているため製作・出演者両サイドが慎重になっていたというが、寺島主演で衛生放送局のWOWOWがドラマ化することが決定。03年公開の映画「ヴァイブレータ」で寺島を主演に抜擢した廣木隆一氏が監督をつとめるというのだ。

 「このところ、WOWOWはドラマに力を入れているが、民放のようにスポンサーの意向を気にすることもないので、比較的制約がなくドラマを制作することができる。視聴率重視の民放よりもきちんとドラマを作り込むため、民放でも主役を張れるランクの役者たちもWOWOW作品に出たがっている」(テレビ関係者)

 木嶋被告といえば、法廷で「私は一般の女性とは違うと思います。これはセッ●スのことです」など赤裸々な“セッ●ス”発言を連発。ドラマではそのあたりもある程度までは再現されると思われるが、そんな役をこなせるのも芸能界広しといえど寺島ぐらいのようだ。

 「『ヴァイブレータ』では母で女優の富司純子と大げんかしてまで大胆な濡れ場に挑戦。07年公開の『愛の流刑地』では過激なシーンが多いため京香が断ったと言われるヒロインを演じ大胆な脱ぎっぷり。10年公開の主演作『キャタピラー』ではベルリン国際映画祭・最優秀女優賞を受賞。今や数少ない“脱げる女優”と言われている。寺島のことだから、木嶋被告のイメージに近づけるため体重を大幅に増やして役作りする可能性が高そう」(映画関係者)

 寺島がどこまで木嶋被告のイメージに迫れるかが注目される。

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