逮捕容疑は、4月19日午後、出会い系サイトで知り合った豊岡市内の中学2年生の女子生徒(13)の自宅で、18歳未満と知りながら、みだらな行為をした疑い。
同署によると、同日午前、インターネットの出会い系サイトで、女子生徒が遊び相手を探す書き込みをしていたのを見つけて、教諭が連絡を取った。携帯電話で女子生徒に道案内してもらいながら、自宅に行った。
高額な携帯電話料金の請求が届いたことを、不審に思った女子生徒の母親が、警察に相談したことで発覚した。
教諭は容疑を認めており、「13歳だと知っていた」などと供述している。
伊丹市教育委員会によると、教諭は90年から同校に勤務。担当教科は理科で、1年生の学年主任を務めている他、なぎなた部の顧問もしており、熱心な指導で定評があったという。
同市教委・木下誠教育長は「服務規律の確保について、周知徹底に務めていた矢先に、市民からの信頼を損なう事案が発生して遺憾に思います。事実であれば、厳正な処分をする」とコメントしている。
女子中学生にみだらな行為をして、いいかどうか、教師なら十分に知っていたはず。それにしても、ホテルで密会するならまだしも、相手の自宅に上がり込むとは、随分無神経というしかない。
(蔵元英二)