第8話では、庭野(工藤阿須加)の父(泉谷しげる)が家を売ったお金でタコ焼き屋を開こうと、息子を頼って新宿営業所を訪れるという展開に。一方、前週から不倫疑惑が出ていた屋代(仲村トオル)は三郷(真飛聖)に誘われおでん屋に行くはずが、気づいたらホテル街にいた――というストーリーだった。
シリーズ前作の連続ドラマ『家売るオンナ』(同、2016年7〜9月)は最高視聴率13.0%の人気作。シリーズファンも多い一方、ここに来て3話連続の視聴率ダウンとなっており、視聴者からは「これからもシリーズ続いてほしいけど今のままだと微妙」「前作からの改悪が多すぎる」「登場人物のキャラを前のに戻してほしい」という声が集まっているという。
「今作では足立(千葉雄大)が王子様キャラから留守堂(松田翔太)に想いを寄せるBLキャラに変化していた。また、客の悩みを解決しながら家を売っていたはずが、若干強引に家を売るようになったりと変更点が多々見られ、以前から戸惑う視聴者が続出してしました。そんな中、最もファンからの苦言が集まっているのは、イモトアヤコ演じる白洲美加です」(芸能ライター)
前シリーズでは不真面目な営業という役どころだった白洲。最終話では万智(北川景子)から諭され、仕事を辞めて宅間(本多力)と結婚。一方的に万智を敵対視する一方、どこか憎むことのできないキャラクターで人気を博していたが――。
「今作では白洲は離婚しており、子どもを親に預けてやりたい放題。第8話では万智を呼びつけ、屋代と三郷が抱き合っている写真やホテルの前で腕を組む写真を見せつけ、動揺する万智を『頭ちょっと変になっちゃってる。オホホホ』と煽り『この2人、もう始まっちゃってる』と言うシーンがありました。これに視聴者からは『白洲の無理矢理な改悪で見るのが苦痛になってきた』『前はクズだけど憎めなくていいスパイスになってたのにここまで徹底してクズにしたのはなぜなんだろう』という声が相次いでいます」(同)
シリーズファンからも呆れ声を集めているが、果たして今後もこのキャラクター改悪は続くのだろうか――。